【ConoHa WINGとミックスホストを12項目で比較!】どちらがおすすめ?

人気レンタルサーバーであるConoHa WINGミックスホスト(mixhost)を12項目で比較してみました。
どちらにするか迷われている方は、参考にして頂けると幸いです。

 

ConoHa WINGもミックスホストもアフィリエイターに人気で、個人での利用者も多いレンタルサーバーです。
私自身、仕事でも個人でも利用しているレンタルサーバーですが、どちらもWEBサイトの表示速度は速くおすすめです

ConoHa WINGかミックスホストかで迷われている方は、ぜひチェックしてみてください。

因みに、私がよりおすすめなのはConoHa WINGです。
とにかく表示速度が速く、ビジネス利用にもおすすめのレンタルサーバーです。

ConoHa WINGとミックスホストを12項目で比較!

今回は、ConoHa WINGとミックスホストを12の項目で比較してみました。

ConoHa WINGミックスホスト
料金月額880円~月額990円~
WEBサーバーApache+NginxLiteSpeed
ディスク容量(SSD)300~500GB無制限
転送量無制限無制限
メモリ / CPU6~10コア / 8~16GB
通信プロトコルHTTP/2HTTP/3
コントロールパネルオリジナル開発cPanel
高速化機能ありあり
バックアップ機能毎日自動バックアップ(14日分)毎日自動バックアップ(14日分)
サポート電話、メール、チャットメール、zoom(プレミアム以上のプラン)
セキュリティ対策WAFありWAFあり
アダルト利用利用不可利用可

料金

まずは、ConoHa WINGとミックスホストの月額料金で比較してみます。

※両レンタルサーバー共に初期費用は無料(0円)です。

ブランド名プラン3ヶ月6ヶ月12ヶ月24ヶ月36ヶ月
ConoHa WINGベーシック1,210円1,100円990円935円880円
スタンダード2,530円2,365円2,145円2,035円1,925円
プレミアム5,060円4,730円4,290円4,070円3,850円
ミックスホスト(初回割)スタンダード968円968円968円
プレミアム990円990円990円
ビジネス2,178円2,178円2,178円
ミックスホスト(更新時)スタンダード2,178円2,178円2,178円
プレミアム3,278円3,278円3,278円
ビジネス5,478円5,478円5,478円

ConoHa WINGは月額880円~、ミックスホストは月額968円~となっていて、最安値をみるとConoHa WINGの方が安いですね。

ただ、ミックスホストは初回契約時と次回以降の更新時では、料金が大きく異なります。
その為、更新後の料金を考えると、ミックスホストはかなり高く感じてしまいます。

また、ConoHa WINGでは、「サービス維持調整費」というものが10~20%上乗せされることになります。
この比率によって料金が度々変わるのがデメリットです。

とは言え、両サーバーを比較すると、更新以降のことを考慮すると、ConoHa WINGの方が圧倒的に利用しやすいですね。

WEBサーバー

次は、WEBサーバーで比較してみます。

公表されているデータを確認してみると、ConoHa WINGは「Nginx+Apache」、ミックスホストは「LiteSpeed」となっています。

ConoHa WING:Nginx+Apache
ミックスホスト:LiteSpeed

Nginx(エンジンエックス)について

Nginxは同時処理に強いWEBサーバーと言われています。
その為、ユーザーが同時にアクセスしてきても安定した表示速度を維持することができます。

それに、何かがきっかけで一時的にアクセスが爆増した場合でも、安定してサーバーが落ちにくいというメリットもあります。

LiteSpeed(ライトスピード)について

LiteSpeedは、Nginxよりも高速処理が得意なWEBサーバーです。

カラフルボックスロリポップ!でも利用されており、WEBサイトの高速化のために使用されています。

NginxとLiteSpeedはどちらが良い?

ただ、Nginxも十分高速なWEBサーバーです。
LiteSpeedも、決して同時アクセスに弱いという訳ではありません。

お互いに得意分野があり、NginxとLiteSpeedでどちらが良いとは言えないです。

ディスク容量(SSD)

まず、記憶媒体としてConoHa WINGもミックスホストも、HDD(ハードディスク)よりも読み込みが高速なSSDを採用しています。
ただ、ミックスホストでは容量無制限となっており、その点がポイントになります。

詳しくはこちらの表でチェックしてください。

ブランド名プラン容量
ConoHa WINGベーシック300GB
スタンダード400GB
プレミアム500GB
ミックスホストスタンダード無制限
プレミアム無制限
ビズネス無制限

ミックスホストではディスク容量が無制限となっているので、理論上はWEBサイトを無制限に作成できることになります。
PVが増えすぎると転送量の制限を受ける可能性はありますが、容量無制限となっているのはミックスホストの大きなメリットですね。

転送量

転送量とは、通信データ量のことです。
スマートフォンで言うパケット通信量みたいなものです。

テキスト(文章)中心のサイトであれば、通信データ量は大きくはならないですが、画像や動画を多く掲載していると大きくなりがちです。
さらに、アクセス数が増えるほど通信データ量は多くなるので、サイトが大きくなるにつれて転送量には注意する必要があります。

ただ、ConoHa WINGもミックスホストも転送量が無制限となっているので、両サーバーで違いはありません。

ブランド名目安転送量
ConoHa WING無制限
ミックスホスト無制限

注意点としては、無制限とはいっても、PVがあまりにも増えすぎると転送量の制限を受ける可能性はあります。
例えば、ミックスホストだと、1契約で月間100TB程度が安定的に運営できる転送量とお考え下さい。

メモリとCPU

今度は、メモリとCPUで比較してみます。
比較表はこちらです。

ブランド名プランメモリCPU
ConoHa WINGベーシック8GB6コア
スタンダード12GB8コア
プレミアム16GB10コア
ミックスホストスタンダード
プレミアム
ビズネス

現在、ミックスホストでは、リソース保証されているCPUとメモリが公開されていません。
その為、比較することができないです。

通信プロトコル

ConoHa WING:HTTP/2
ミックスホスト:HTTP/3

通信プロトコルに関しては、ConoHa WINGが「HTTP/2」、ミックスホストは「HTTP/3」を採用しています。

「HTTP/3」は最新のプロトコルで、「HTTP/2」よりも高速な通信が可能となっています。

現在の主流は「HTTP/2」で、人気のレンタルサーバーもほとんどがこちらを採用しています。
ですが、いずれは「HTTP/3」が主流になる可能性も十分に考えられます。

コントロールパネル

コントロールパネルについては、ConoHa WINGはオリジナルで開発されています。
シンプルで使いやすくなっていますが、少し処理が重いのが難点です。

ツイッターにもコントロールパネルについての口コミがありました。


私は超絶重いとまでは思いませんが、同様にストレスを感じている方はいるようです。
WEBサイトに関しては超高速なので問題のですが、コントロールパネルの遅さは少しストレスですね。

それに対して、ミックスホストはcPanelと呼ばれるサーバー管理画面を採用しています。
ミックスホストのcPanel

cPanelは、海外レンタルサーバーではよく利用されているのですが、日本国内だと採用しているところは少ないですね。

少し癖のあるコントロールパネルで、初めて利用される方は戸惑うかもしれないです。
ですが、cPanelも慣れると問題なく使いこなせるようになります。

高速化機能

ConoHa WINGにもミックスホストにも高速化処理のための設定機能が備わっています。

ConoHa WINGでは、以下の高速化設定機能が用意されています。

・コンテンツキャッシュ(コンテンツをキャッシュすることで、WEB上サイトの高速化)
・ブラウザキャッシュ
・OPcache(PHPプログラムのキャッシュを利用した、PHP高速化モジュール)
・WEXAL(WEXAL® Page Speed Technology)

 

また、ミックスホストでは以下の高速化機能を設定することが出来ます。

・OPcache/APCU(PHPプログラムのキャッシュを利用した、PHP高速化モジュール)
・LiteSpeed Cache(WordPressのプラグイン)

バックアップ機能

バックアップ機能については、ConoHa WINGとミックスホストで以下の様に公表されています。

ブランド名バックアップ機能
ConoHa WING標準搭載。Webサイト、メール、データベースのデータを1日1回バックアップし、過去14日分を復旧用データとして利用可能。
ミックスホストサーバー上のデータを毎日自動でバックアップし、「過去14日分」のデータを保存

両レンタルサーバー共に、WEB上のデータ、メールデータ、データベースを14日分、自動でバックアップを取ってくれているようです。
また、復元(リストア)時には、両レンタルサーバー共にバックアップデータを無料利用することができます。

因みに、ミックスホストの場合、バックアップデータは遠隔地にあるデータセンターで保存しています。
それにより、より安全にバックアップデータの保存を行えるようになっています。

サポート

ConoHa WINGでは、電話、メール、チャットでの問い合わせが可能になっています。

ただし、電話とチャットは対応時間が決まっているので気を付けてください。
電話:10:00~18:00(土日祝を除く)
チャット:10:00~18:00(平日のみ)

それに対して、ミックスホストはメールでのお問い合わせのみになっています。
ただし、プレミアム以上のプランを利用している場合には、zoomでのサポートを受けることもできます。

セキュリティ

ConoHa WINGもミックスホストも、いくつかのセキュリティ対策を取れるようになっています。

ConoHa WINGでは以下の対応を行うことが出来ます。

・WAF設定
・ディレクトリアクセス制限(ディレクトリ毎にベーシック認証の設定が可能)
・IPアクセス制限(ブラックリスト登録したIPアドレスからのアクセスを制限)

【WordPressのセキュリティ設定】
・ログイン回数制限
・スパムコメント/トラックバック制限
・海外コメント/トラックバック制限
・海外アクセス制限

また、ミックスホストでは以下の対応が可能です。

・WAF設定
・IPS
・IDS
・ウイルススキャン
・DDos攻撃保護
・ブルートフォースアタック対策
・マルウェア対策
・メールセキュリティ(アンチウィルス、スパムフィルターなど)

最近のレンタルサーバーでよく見られる、WAFに対応していますね。
WAFは「WEBアプリケーションファイアウォール」の略で、WEBサイトの脆弱性を悪用した攻撃を防ぐのに有効です。

また、ConoHa WINGではWordPressに関するセキュリティ設定項目も多いです。
その為、WordPressを使ったWEBサイト運営も安全に行うことができます。

アダルト利用

ConoHa WINGは、アダルトコンテンツの公開は不可となっています。

それに対して、ミックスホストはアダルトコンテンツもOKとなっています。

もちろん、日本国内で合法とされているコンテンツには限ります。
例えば、FANZAなどのアダルト動画をアフィリエイトする分には、合法コンテンツなのでOKです。

ConoHa WINGとミックスホストはどちらがおすすめ?

ConoHa WINGとミックスホストで、正直、スペック面にそこまで大きな差はないです。

ただ、ミックスホストはHTTP/3を採用しており、最新技術の導入にも積極的に行われているように思います。

ただ、利用料金で比較すると、ConoHa WINGの方がかなりお得です。
また、ConoHa WINGは国内最速を謳っており、WEBサイトの表示速度面でもおすすめです。

どちらにするか迷われている方は、以下を参考に選択して貰えればと思います。

ConoHa WINGをおすすめする人・おすすめしない人

ConoHa WINGは、高速のレンタルサーバーをお探しの方におすすめです。
また、コントロールパネルもシンプルで使いやすく、WEB上に情報量も多いので、初心者の方にもおすすめです。

また、利用料金もミックスホストよりお得に利用でき、コストを抑えたい方にはConoHa WINGがおすすめです。

ミックスホストをおすすめする人・おすすめしない人

ミックスホストは、まずアダルトサイトの運営者におすすめです。
アダルトOKのレンタルサーバーの中でも特に高スペックで、安心して利用することができます。

また、高速・高スペックなレンタルサーバーをお探しの方にも最適です。

料金面では2022年の値上がり以降割高感が増したので、その点ではConoHa WINGの方がおすすめです。
ただ、ミックスホストはディスク容量が無制限なので、多くのWEBサイトの運営を検討されている方にもおすすめです。

ConoHa WINGとミックスホストで決められなければ

それでも、ConoHa WINGとミックスホストで決められなければ、取り合えずConoHa WINGを利用しておけば間違いはないです。
高スペックでWEBサイトの表示速度も速いので、ストレスのないサイト運営が可能になっています。

また、コスト面でミックスホストより安く、利用しやすい価格設定になっています。

ツイッターの口コミで比較

ConoHa WINGとミックスホストを比較したツイッター上の口コミもチェックしてみましょう。

まず、ミックスホストからConoHa WINGへ移転された方の口コミが見つかりました。


こちらの方は、移転した結果ConoHa WINGの方が速いと言われていますね。

ミックスホストは初心者向け、ConoHa WINGは中級者向けという口コミもありました。


私自身は、ConoHa WINGも初心者でも問題なく利用できると考えています。
ですが、人によっては中級者向けという方もいるようです。

こんな口コミもありました。


サーバー移管するのは、確かに手間が掛かります。
途中で移管することにならないようにサーバー選びをしないといけないですね。

最後に!

人気レンタルサーバーであるConoHa WINGとミックスホストについて、12の項目で比較しました。

正直、この2つのレンタルサーバーにスペックや表示速度に大きな差はないです。

ただ、料金面では、継続して利用することを考えるとConoHa WINGの方が圧倒的におすすめです。
また、ConoHa WINGの方がコントロールパネルがシンプルで、初心者でもより使いやすいです。

 

それでもどちらのレンタルサーバーにするか迷われた方は、取り合えずConoHa WINGを利用しておけば間違いはないです。
ConoHa WINGも十分高速で、安定性にも優れているので、おすすめです。